法律家は法律の話をしろ、か。

twitterをみると、法律家は法律の話を、医者は医学の話を、音楽家は音楽の話を、経営者は経営の話をしていることが多い気がする。


けどさ、みんな昔は学生だったわけで、そのときはそんなに特定の話にだけ興味があったわけではないはずで、むしろ司法試験受験生なんて、法律学なんて興味ありません、目標は司法試験合格です、法律実務に興味があるのです、みたいな顔して勉強していたはずです(自分もそうでした・・)。


この原因を考えると二つあるのだと思う。

一つ目は、みんな職業として携わるとその分野が好きになってきて、その分野を切り口にして社会を見ることが楽しくなっているというもの。
もう一つは、生活のほぼ全ての時間を使ってそれしかやっていないから、その分野からの切り口でしか社会を見ることが出来なくなっているというもの。


さて。


一つ目の原因は、学生だって誰だって同じで、学生時代サッカー観戦が好きでたまらなかった人は、サッカー観戦を中心に生活が回っていて、国名を聞いたら有名な選手を思い浮かべ、生活のリズムが週末に向けてピークが整えられて、年間スケジュールが好きなリーグのスケジュールに振り回されて、4年に1回W杯を見に行くために、バイトやなんやをやりくりすると。
こういう人の延長でサッカー記者になるとか、サッカー通訳になるとか、サッカー選手の代理人になるとかって人は、そりゃtwitterもサッカーばっかになるわけです。

やっぱりこういう人のつぶやきは読んでいても面白いです。


で、これの延長に、「ある分野が好きで、その分野を切り口に社会を見る」どころか、「人生が楽しくて、自分の全人生を通して社会を見る」となると、あらゆる分野につぶやきが飛び火しまくるわけです。こういう人は、稀有ですね。職業が何かわからないくらい。ホリエモンとかでしょうね。



二つ目の原因というのは、もう少し消極的です。特段好きでたまらないわけではないけども、仕事として選べばずっとその分野に携わります。で、ずっと同じ人と一緒に居れば、その人が一定程度魅力的であれば、大体その人のことを好きになるように(楽観的かな)、ずっと同じ仕事をしていれば、その仕事が一定程度魅力的であれば、大体その仕事が好きになるのだと思います。

で、好きな仕事について、つぶやくと・・。


私は二つ目の原因からくるつぶやきにはもう一つ隠れた原因があると思っていて、仕事のことばっかつぶやく人って、仕事で得た「有益な」知識なり情報なりノウハウなりをつぶやかないと、つぶやく価値がないと真面目に考えている人が多いんじゃないかな、と思うのです。



弁護士や医者のつぶやきをみていると、皆に役立つ情報を、とか自分の専門分野の知識を開放しようとか、実務はこうなっていて、結構面白いんですよ、とかそういうスタンスが多いように思う。



うーむ。


なんとなく整理されていないので、文章がこなれません。
私は腑に落とした内容以外はさらさらと文章がかけず、残念です。


ではまた。