ツイッターの魅力

ツイッターは、１４０字でぽんぽん大量のツイートをするので、実際の人柄が出やすい。また、文章の内容がメインのコンテンツとなるので（写真もあるけど）、より考えていることが表現されやすい。

また、有名人だろうと何だろうと、ツイートが面白くなければあんまりフォローされない。仮にフォロワーが多くても、リツイートされない。逆に言えば、面白いことをつぶやいている人には、ちょっとずつフォロワーが増えてくる。

あんまり内実を伴っていない有名人は、ツイッターをやらないほうがいいと思う。馬脚がすぐにあらわれるから。

あと、ツイッターって、２ｃｈとかと違って、ツイートが履歴として残るから、当該IDの実名とかはわからなくても、ツイッター上の人格が形成されるから、匿名であっても無機質で顔のない存在は形成しにくい。悪口だけいうIDの人とかいるけど、そういうのはすぐにばれて、発言力が相対的に低くなる。また、特定の有名人にひたすら絡むIDもあるが、それも過去のツイートとかフォロワー数を見てすぐにわかる。

さらに、有名人が、実は自分と断絶した超人ではなくて、何かひとつ、ふたつの点を除けば、ほとんどの点で自分たちと変わらない生活を送っていることがわかってうれしくなる。ダルビッシュとか、ほんと若者らしいもんなぁ。

そういう点でもいいツールだと思います。

あと、ツイッターをやるのは気持ち悪い、心と心の交流ができていない、とかそういうことを言う人がいるけど、ツイッターはあくまでツールです。電話を使うなんて、ファックスを使うなんて、eメールを使うなんて、という風に、ツールを馬鹿にしてきた人、馬鹿にされてきたツールがこれまでたくさんありますが、いまだに電話やファックスやeメールを使わずにすごしている人は皆無です。
ツイッターも同レベルになるかはわからないけど、いずれにせよツールのひとつなので、とりあえず使ってみて、使い勝手が悪かったらやめたらいいだけだと思う。

あまり毛嫌いせずにね。あと、マスコミが変な風に取り上げているらしい（５人くらいで同じ部屋にいるのにツイッターで会話するとか、人身攻撃的使われ方をしているとか、内容がないとか）けど、そんな特殊な使い方だけを取り上げて、当該ツールを攻撃しても仕方がないでしょう。
電話だって、いたずら電話も、長電話も、電話中毒もいます。ファックスを何百枚も送付する嫌がらせをする人もいます。迷惑メールなんてその極致です。ですが、それらは、道具の間違った使い方で、というよりも間違ったコミュニケーションのとり方で、悪いのはツールではなくて、コミュニケーションのほうです。

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ツールを毛嫌いするのは、個人の自由ではあるけれども、なんか本質的ではない気がする。
江戸時代みたい。

馬がいい、車はだめだ、
和服がいい、洋装はだめだ、
ちょんまげがいい、散切り頭はだめだ。

古き良き昔を懐かしむ気持ちはわかりますが、ツイッターの場合には特段それに代わるツールはなかったわけですから、馬もないときに車が誕生したようなものですから、特に不愉快にならずに使えばいいのになぁと思う次第です。

ではまた